プレスリリース

「株式会社クリーンコールパワー研究所」の設立について
~石炭ガス化複合発電(IGCC)実証機の研究開発を実施する新会社の設立~

2001年 6月15日
電気事業連合会

石炭ガス化複合発電は,石炭の高効率利用技術であることから,エネルギーセキュリティの確保やCO2抑制対策面から電力にとって必要不可欠な技術です。
これまで実用化に向け国の補助を受けて電力共同で研究に取り組んでおりますが,本日,実証機による研究をより効率的に推進するため,実証プラントの立地交渉,環境影響評価,設計,建設,運転研究までを一貫して行う研究開発会社「株式会社クリーンコールパワー研究所」を設立いたしました。

(IGCC=Integrated coal Gasification Combined Cycle)

以 上

<参 考>

1.株式会社クリーンコールパワー研究所の概要
(1)会  社  名 : 株式会社クリーンコールパワー研究所
(2)所  在  地 : 東京都港区芝5-34-6 新田町ビル12階
Tel 03-4533-7900
*本社を移転のご案内(平成 16年4月1日より)
(3)設  立  日 : 2001年6月15日
(4)事 業 内 容 : 石炭ガス化複合発電に関する試験・研究
(5)資  本  金 : 1億円
(6)出 資 企 業 : 北海道電力(3.25%)、東北電力(8.35%)、東京電力(32.30%)、中部電力(14.25%)、北陸電力(2.90%)、関西電力(16.75%)、中国電力(6.25%)、四国電力(2.95%)、九州電力(8.70%)、電源開発(4.30%)
(7)役員及び社員 : 代表取締役社長  大西 博康
(現職は東京電力 取締役 技術開発本部副本部長) *1
代表取締役副社長 金子 祥三
(現職は三菱重工 取締役 原動機事業本部技師長) *1
取締役(非常勤) 浅川 武彦
(現職は東京電力 火力部長) *1
監査役(非常勤) 松本 芳彦
(現職は東京電力 経理部 連結決算グループマネジャー) *1
社員は12名(北海道電力,東北電力,東京電力,中部電力,北陸電力,関西電力,中国電力,四国電力,九州電力,電源開発,電力中央研究所からの出向社員で構成) *2
(*1 *2 肩書および社員数はプレス発表時のもの)
2.IGCC実証機研究開発の概要
(1)目 的
これまで実施してきた,勿来パイロットプラント試験(1986~96年度)および事前可能性調査・要素研究(1997~98年度)等の結果をふまえ,IGCC研究開発の最終段階として実証試験を行うことで,実用段階で求められる性能・信頼性・耐久性を確認するとともに,スケールアップや信頼性確保等,商用機設計や運転保守に関するデータを取得する。
(2)スケジュール
・1999~01年度 : 事前検証試験(全電力共同で実施中)
・2001~03年度 : 環境影響評価
・2004~06年度 : 実証機建設
・2007~09年度 : 実証試験
(3)設備概要
・出    力 : 25万kW級(石炭使用量:約1600t/日)
・方    式 : ガス化炉(空気吹きドライフィードガス化炉)
ガス精製(湿式ガス精製+石膏回収)
ガスタービン(1200℃ 級)
・目標熱効率 : 40.5%(送電端) (注)実用段階では1500℃級ガスタービンを用いるため,約46~48%(送電端)となる
(4)参加会社
北海道電力,東北電力,東京電力,中部電力,北陸電力,関西電力,中国電力,四国電力,九州電力,電源開発,電力中央研究所
(5)費 用
総事業費:980億円

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