IGCC(石炭ガス化複合発電)について

IGCC(石炭ガス化複合発電)とは

IGCC(石炭ガス化複合発電)開発プロジェクトの目的

石炭の新しい可能性を求めて。

地球温暖化対策のためには、風力や太陽光といった新エネルギーの導入や原子力、LNG火力発電の推進を実施していくことが重要ですが、資源の乏しいわが国においては、エネルギーセキュリティー確保のために世界において埋蔵量が豊富で価格の安定した石炭を利用した火力発電を導入し、電源のベストミックスを図ることが重要です。

このためには、高効率な石炭火力発電技術の開発により、エネルギーセキュリティと地球温暖化対策を両立させることが不可欠であり、IGCCはこの中核技術になると考えています。

また、IGCCは国内における石炭の利用だけでなく、海外における石炭火力の飛躍的な効率改善による温暖化ガスの大幅削減や環境性能の大幅な向上等にも役立つと考えられています。

IGCC(石炭ガス化複合発電)とは

IGCC(Integrated coal Gasification Combined Cycle)石炭ガス化複合発電

IGCCは、石炭をガス化し、C/C(コンバインドサイクル発電)と組合わせることにより、従来型石炭火力に比べ更なる高効率化を目指した発電システムです。

従来型石炭火力

機器構成:ボイラ+蒸気タービン

ボイラ内で石炭を燃焼し蒸気を発生させます。この蒸気の膨張力により蒸気タービンを回転し、直結した発電機を回します。

従来型石炭火力

C/C発電(コンバインドサイクル発電)

機器構成:ボイラ+蒸気タービン+ガスタービン

圧縮した空気の中で燃料を燃やして燃焼ガスを発生させます。このガスの膨張力によりガスタービンを回転し、直結した発電機を回します。さらに高温の排ガスをボイラに導いて蒸気を発生させ、蒸気タービンを回します。

C/C発電(コンバインドサイクル発電)

IGCC(石炭ガス化複合発電)

機器構成:ボイラ+蒸気タービン+ガスタービンガス化炉

ガス化炉内で石炭をガス化し、燃料ガスを発生させます。この燃料ガスをガスタービンに導き、燃焼させることにより、ガスタービンを回します。さらに高温の排ガスをボイラに導いて蒸気を発生させ、蒸気タービンを回します。

IGCC(石炭ガス化複合発電)

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